シンポジウム

【開催報告】WPIプログラム6拠点合同シンポジウム「世界トップレベルの科学を愉しむ」inつくば

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開催日時

2012年11月24日(土)午前12:00 〜

世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)6拠点合同シンポジウム

~ 世界トップレベルの科学を愉しむ ~ を開催

 

2012年11月24日(土)、「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)6拠点合同シンポジウム -世界トップレベルの科学を愉しむ -」がつくば国際会議場において開催され、中学生・高校生を中心に663名が参加しました。

 

本シンポジウムは、昨年度、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I²CNER)が主催した第1回に続く2回目の開催となります(主催:物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA))。

 

市原 健一つくば市長による挨拶に続き、WPIプログラムディレクター黒木 登志夫先生による講演が行われました。その後、各WPIプログラム拠点から世界トップレベルの研究者が登壇し、最先端の研究を分かりやすく解説するほか、サイエンスクイズ大会では、参加した中高生が難問に挑戦し、愉しみながら科学について学びました。

九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I²CNER)からは、石原 達己副所長が「夢の人工光合成:生物に挑戦」というテーマで、現在の世界のエネルギー事情を報告したのち、光触媒による水の分解によって水素を取り出す最新の研究を発表しました。

 

会場の外に設けられたブース展示では、各拠点によるポスター掲示、講演者およびスタッフによるブース説明、デモンストレーションなどが行われ、I²CNERのブースでは、石原主任研究者の講演にちなんだ『人工光合成型光触媒のしくみ』をテーマに、水素製造(人工光合成)の実験を行いました。各ブースでは、講演者へ直接質問するなど、多くの参加者が第一線の研究者たちと交流しました。

 

会場内の様子 石原副所長 I²CNERブース I²CNERブースの様子