研究成果

【プレスリリース】需要・供給・人口動態の視点から、家庭における炭素利用の変化要因を解明

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温室効果ガス削減目標の達成には、余分な二酸化炭素を出すことなく商品中またはリサイクルされる素材に炭素を留める技術の進展とともに、一人一人の行動と、政策的支援も重要となります。
今年6月末のG20大阪サミットでは、海洋プラスチックごみの削減が国際的に合意されています。本研究は、海洋プラスチックごみの要因となる廃プラスチック問題を、気候変動の視点から考察した研究とも言えます。生活の中で見過ごされがちな、商品中炭素という削減可能な二酸化炭素排出の見える化を通じ、気候変動とプラスチック廃棄物の二つの国際的課題を同時に取り組むための多様な活動に本成果が活用されることが期待されます。

 

詳細は、九大プレスリリース をご覧ください。

 

本研究成果は、国際誌Environmental Science & Technologyへの掲載が決定しました。また、研究の概念図(図2)が雑誌の掲載号のカバーを飾ることが予定されています。

Environmental Science & Technologyの表紙