日本をはじめとする島弧地域では、圧入したCO2を地質構造でトラップすることは難しく、間隙内にCO2を残留させる残留CO2トラッピングや、地層水に溶解させる溶解トラッピングを考える必要があります。
この研究ではデジタルロックという新しいアプローチを使って、どのような条件で残留トラッピングや溶解トラッピングが有効に働くのかを定量化することに成功しました。
■論文
Title: Impact of interfacial tension on residual CO2 clusters in porous sandstone
Authors: Dr. Fei Jiang, Assoc. Prof. Takeshi Tsuji
DOI: 10.1002/2014WR016070