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CO₂貯留部門の池田学術研究員と辻准教授の論文が「Journal of Geophysical Research」に掲載されました。

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CO₂貯留部門の池田学術研究員辻准教授の論文が米国地球物理学連合(American Geophysical Union)の「Journal of Geophysical Research」に掲載されました。

 

この論文では、表面波の異方性からクラックの配列方向や、応力分布を推定しました。さらに地震に伴って、地殻内の応力が変化している可能性も明らかになりました。今回の研究で開発した手法は、CO₂の漏洩経路(フラクチャー)の推定やモニタリングにも応用でき、CO₂貯留研究部門が目指す「日本に代表される不均質性の高い地層での安全なCO₂地中貯留の実現」に貢献すると考えられます。

http://onlinelibrary.wiley.com/enhanced/doi/10.1002/2014JB011567/