水素エネルギー トライボロジー, 水素, 樹脂複合材, 摩耗, バイオトライボロジー 澤江 義則 (PI) 教授・主任研究者 研究ユニット:物質変換科学ユニット E-mail: Website:https://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K001367/index.html 研究概要 水素ガス環境における樹脂複合材のトライボ損傷メカニズムに関する研究 水素ガス環境で摩擦される樹脂複合材表面で生じるトライボケミカル反応をともなう損傷メカニズムを明らかにし,耐久性,耐摩耗性の向上を目指す. 水素エネルギーインフラ用シール部材の環境適合性向上に関する研究 水素エネルギーインフラにおいてシール部材として用いられるエラストマー及び樹脂材料について,フッ素フリー化とカーボンフットプリント削減により,製品ライフサイクルを通した環境負荷低減を目指す. 高含水ハイドロゲルと生体分子の協調による生体模倣超潤滑技術に関する研究 生体関節の極めてスムースな動作を可能としている生体潤滑メカニズムを模倣し,高含水ハイドロゲルとムコ多糖・リン脂質の組み合わせによる超潤滑技術として工学応用する事を目指す. 技術 高純度水素ガス雰囲気における各種トライボ材料の摩擦・摩耗評価 残留水分量を1 ppm以下から100 ppm程度に調整した高純度水素ガス雰囲気において,金属,コーディング,樹脂複合材,ゴム等,各種材料の摩擦係数及び耐摩耗性を定量的に評価する. 超高圧水素ガス雰囲気における各種トライボ材料の摩擦・摩耗評価 最高ガス圧40 MPa,最高ガス温度100℃の高圧高温水素ガス雰囲気において,金属,コーディング,樹脂複合材,ゴム等,各種材料の摩擦係数及び耐摩耗性を定量的に評価する. 各種表面分析およびガス分析による摺動材表面におけるトライボケミカル反応の解明 摩擦試験中に各種摺動材から発生する分解ガスをGC/MSにより分析すると共に,試験後の摺動材表面を,X線光電子分光装置,オージェマイクロスコープ,FT-IR,顕微ラマン分光装置,共焦点レーザー顕微鏡,白色光干渉型顕微鏡により分析することにより,摺動中の材料表面において生じるトライボケミカル反応を検討する.