シンポジウム

世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)6拠点合同シンポジウム ~ 最先端の科学と君たちの未来 ~ を開催

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開催日時

2011年11月12日(土)午後1:00 〜 午後6:00

2011年11月12日(土)、「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)6拠点合同シンポジウム - 最先端の科学と君たちの未来 -」を福岡銀行本店大ホールで開催し、中学生・高校生を中心に623名が参加しました。

シンポジウムでは、九州大学有川節夫総長による開会の挨拶に続き、WPIプログラムディレクター黒木登志夫先生による講演が行われました。この講演では、「高校生にとって大事なこと」として参加者へメッセージが贈られました。

また、I²CNERのソフロニス所長、小江誠司主任研究者に続き、WPIプログラム6拠点(AIMR・IPMU・iCeMS・IFReC・MANA)の講演者から、それぞれの研究に関する講演が行われ、未来を担う若者たちへの期待が語られました。

続くパネルディスカッションでは、コーディネーターに環境ジャーナリストの枝廣淳子さんを迎え、12名の中学生・高校生パネリストと講演者との間で活発な質疑応答が繰り広げられました。

会場の外に設けられたブース展示では、各拠点によるポスター掲示、講演者およびスタッフによるブース説明、デモンストレーションなどが行われました。各ブースでは、講演者へ直接質問するなど、多くの参加者が第一線の研究者たちと交流しました。

プログラム

「WPIプログラムとは何か」
WPIプログラムディレクター/日本学術振興会学術システム研究センター 副所長
黒木 登志夫

「水素エネルギーを利用した低炭素社会の実現をめざして」
九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)所長
ペトロス ソフロニス

「水素からのエネルギー:生物に学ぶエネルギーのつくり方」
九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)主任研究者
小江 誠司

「夢を形に変える」
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)副機構長
小谷 元子

「宇宙の暗黒面」
東京大学 国際高等研究所数物連携宇宙研究機構(IPMU)機構長
村山 斉

「多能性幹細胞(ES/iPS細胞)の大きな能力と限りない可能性」
京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)拠点長
中辻 憲夫

「ライブで視る免疫」
大阪大学 免疫学フロンティア研究センター(IFReC)主任研究者
鈴木 一博

「逆転の発想でつくる新しいコンピュータ」
物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)主任研究者
長谷川 剛

関連リンク
パネルディスカッションの様子
パネリストの質問に答えるソフロニス所長
参加者にミニ水素カーの説明をするスタッフ