研究成果

【プレスリリース】国内バイオディーゼル燃料製造事業 現状打開の糸口を探る!

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九州⼤学⼤学院経済学府卒業⽣の緒⽅鞠さん、九州⼤学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I²CNER)の中⽯知晃学術研究員、近畿⼤学産業理⼯学部の⾼藪広隆助教、福岡⼤学経済学部の江⼝昌伍准教授、そして九州⼤学⼤学院経済学研究院の加河茂美主幹教授らの研究グループは、⽣産理論(経済学)に数理最適化モデルを応⽤した独⾃の研究フレームワークに基づき、国内のバイオディーゼル燃料製造事業者の⽣産コスト⾯における限界性を明らかにしました。

本研究成果は、2023年1⽉14⽇(英国時間)にJournal of Environmental Management 誌(2021Impact Factor: 8.91)に掲載されました。

プレスリリース本文は九州大学HPよりご覧いただけます。

掲載誌:Journal of Environmental Management
タイトル:Production efficiency and cost reduction potential of biodiesel fuel plants using waste cooking oil in Japan
著者名:Mari Ogata, Tomoaki Nakaishi, Hirotaka Takayabu, Shogo Eguchi, Shigemi Kagawa

DOI:10.1016/j.jenvman.2023.117284

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