研究成果

【プレスリリース】経済効率の高い炭素削減に向けて:プラスチックサプライチェーンのグリーン化 ~バイオ材とリサイクル材の適所活用とより効果的なプラスチックリサイクル~

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アンドリュー・チャップマン准教授(マルチスケール構造科学ユニット)とSotas株式会社は共同研究にて、既存の炭素削減政策に代わる競争力のある選択肢として、日本のケミカルサプライチェーンのグリーン化の提案を行いました。
本研究では、コスト・炭素削減のポテンシャル、品質、リサイクル性などの複数の基準を用いて、リサイクルプラスチックやバイオプラスチックへのシフトによる炭素削減コストの調査を行いました。その結果、品質に関するメーカーや消費者のニーズや認識が重要であること、また、評価基準の重み付けによって異なる結果が得られることが明らかになりました。

プレスリリース本文は九州大学HPよりご覧いただけます。

掲載誌:Sustainability
タイトル:Toward Economically Efficient Carbon Reduction: Contrasting Greening Plastic Supply Chains with Alternative Energy Policy Approaches
著者名:Yuuki Yoshimoto, Koki Kishimoto, Kanchan Kumar Sen, Takako Mochida, Andrew Chapman
DOI:https://doi.org/10.3390/su151713229

 

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