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2013.06.05

小江誠司教授、松本崇弘助教の論文が『ChemCatChem』誌に掲載され、その表紙を飾りました!

小江誠司教授、松本崇弘助教(I2CNER先端物質変換研究部門)の論文が『ChemCatChem』誌に掲載され、その表紙を飾りました。

 

■概 要

[NiFe]ヒドロゲナーゼは、水中・常温・常圧で水素からエネルギー(電子)を取り出す(水素を酸化する)酵素である。この酵素は酸素で失活するものが多いが、なかには酸素を水に還元する防御機能を有するものも存在する。これらの反応はまさに燃料電池のアノード(水素を 酸化する極)とカソード(酸素を還元する極)に対応する。筆者らはこの酵素の活性中心構造と機能を模倣した[NiRu]モデル触媒を開発し、それらが実際に固体高分子形燃料電池の電極触媒として機能することを見いだした。

 

■論 文

Title: Organometallic Catalysts for Use in a Fuel Cell

Authors: Dr. Takahiro Matsumoto, Kyoungmok Kim, Dr. Hidetaka Nakai, Prof. Takashi Hibino, Prof. Seiji Ogo

DOI: 10.1002/cctc.201200595

 

Article published online; 30 May, 2013

 

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