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センター長メッセージ

「エネルギーシステムデザイン研究センター」(CESD)は、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に資する研究を、国内の大学・研究機関の連携により推進することを企図して、2022年11月にスタートしました。                                                                              カーボンニュートラル社会を実現するために、産官学の様々な取り組みが進められています。我が国における一人あたり年間の二酸化炭素排出量は約9トン。これをゼロにすることは大きな挑戦です。化石燃料への依存を脱し、再生可能エネルギーを一次エネルギーとする水素・炭素の物質循環によるシステムに変えていくことが必要で、エネルギーの製造、貯蔵・輸送、利用のすべてにおいて社会システムを含めた大きな変革が求められます。                                          本センターでは、I²CNERがこれまでに構築してきた国際共働体制を土台として、国内の大学・研究機関との連携を図ることで、多分野にまたがる裾野の広いエネルギー研究を推進していきたいと考えています。また、カーボンニュートラリティーの実現には科学・技術の創出に加えてそれを駆動する人材が必要となります。センターを若手研究者がアクティブに活躍する場とすることで、若手マルチディシプリン人材の育成を図って行こうと考えています。

センター長
松本 広重

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センター概要

「エネルギーシステムデザイン研究センター」(CESD)は、カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I²CNER)の附属センターとして2022年11月1日に設置されました。I²CNERは、文科省「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI))」により2010年12月1日に設置されて以来、日本と世界のエネルギー問題の解決に向けての基礎研究に取り組んできました。国際ネットワークの構築と国際協働体制を実現し、カーボンニュートラル・エネルギー社会の実現に資する最先端の基礎研究拠点を目指しています。                                              CESDは、I²CNERの取り組みを土台として、以下の研究組織との間で結んだカーボンニュートラル・エネルギーアライアンスの下に、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に資する研究を推進する体制を構築します。

① 東京科学大学 InfoSyEnergy研究/教育コンソーシアム                                                                                                                                                                                                                                     ② 北海道大学 触媒科学研究所                                                                                                            ③ 理化学研究所 環境資源科学研究センター                                                                    ④ 物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門(MaDIS)                                                     ⑤ 東北大学 材料科学高等研究所(AIMR)                                                                   ⑥ 熊本大学 産業ナノマテリアル研究所

CESDは個別のミッションを担う6つの研究チームで構成されます。                                                            「光変換」、「電気変換」、「物質変換」、「材料・貯蔵・輸送」の4研究チームは、再生可能エネルギーと調和するカーボンニュートラル技術について、これまでの特徴である「高効率」に加えて「高速変換性」を付与するための研究を実施します。エネルギー研究のデザインを、「エネルギーアナリシス」の研究チームが担います。すなわち、エネルギーアナリシスチームは、社会実装に求められる科学技術や性能のバックキャストにより、各研究チームで行われる研究の目標やマイルストーンを定める機能を果たします。「データサイエンス」の研究チームは、データサイエンスの推進により各研究チームを下支えし、不連続的イノベーションにつなげます。                                    各研究チームでは、若手PI(助教、もしくは、准教授)を中心として、九州大学と連携組織の教員、研究員、学生が共働し、このような活動を通じて、イノベーティブな研究成果と同時に、人材育成を図ります。

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運営体制