I2CNER 研究室
准教授 松島 敏則 
准教授 渡邊 源規 
准教授 アレキサンダー ステイコフ 
カーボンニュートラル社会の実現のためには再生可能エネルギーの有効活用が必要です。我々は再生可能エネルギーの中でも太陽光エネルギーに着目し、無尽蔵な太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換するための太陽電池に関する研究を進めています。塗布作製可能なペロブスカイト太陽電池の高効率化・高耐久性化・大面積化するためのサイエンスとテクノロジーの確立を目指します。
ステイコフ研究室では、理論化学や計算物質科学を専門に、固体酸化物燃料電池、ガス分離膜、触媒などのエネルギー材料の構造や性質をコンピュータシミュレーションで分析しています。また、古典力学と量子力学の手法を応用した、固体や分子の電子的性質の解明、新しい人工知能や機械学習の手法開発・材料設計にも取り組んでいます。その他、有機化合物、複合酸化物、金属、ナノ粒子、表面、界面について研究しています。
渡邊研究室では、新規な有機材料を開発し、それらを用いた機能性有機デバイスに関する研究を行っています。有機材料が有する特性を引き出し、また無機材料と組み合わせることでこれまでにない性質を有する機能性デバイスの開発を目標に研究を行っています。有機・無機ハイブリッドデバイスによる光触媒の開発と水を電子源とした水素製造・二酸化炭素還元や、光電子デバイスの開発に取り組み、カーボンニュートラル社会の実現を目指します。