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センター長メッセージ

九州大学と三井化学株式会社(以下、「三井化学」)は、カーボンニュートラルに資する最先端の環境基盤技術の開発獲得、及び当該技術領域における実用化・事業化の推進を共同で行う組織対応型連携契約を締結しました。それに伴い、九州大学のカーボンニュートラル・エネルギー国際研究所内に、三井化学カーボンニュートラル研究センター(Mitsui Chemicals, Inc.— Carbon Neutral Research Center)(MCI-CNRC)を設置しました。
I²CNERは、2010年に文部科学省の「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」に採択、設置され、2020年にはWPIアカデミーの拠点となりました。世界で最初に「カーボンニュートラル」を冠した研究機関です。
三井化学は2020年11月に、2050年カーボンニュートラル宣言をしました。三井化学グループのGHG排出量削減(Scope1, 2) と、グループが提供する製品のライフサイクル全体を通じたGHG削減貢献量の最大化をカーボンニュートラル戦略の両輪としており、化学会社として社会変革に大きく貢献すべく始動しています。
MCI-CNRCでは、I²CNERが培ってきたグリーン水素、CO₂の回収、貯留、変換などカーボンニュートラル・カーボンネガティブを目指す世界最先端の知見と、三井化学が取り組んできた低環境負荷技術の社会実装を目指した開発・工業化に関する知見をベースに、共同研究を実施します。また、カーボンニュートラルの実現に必要な要素技術の研究を集中的かつ効率的に行うことで、これら技術の社会実装を加速させます。

センター長
岡崎 信也

Outline

研究概要

現在、エネルギーの大量利用に伴う大気中のCO₂濃度の増加による気候変動が深刻化し、その抑制のために再生可能エネルギー等を利用するカーボンニュートラル・エネルギー社会の創出が社会的に重要な課題となっています。これに向けて生産活動を行う企業に対しても、大きなCO₂排出量の削減が求められ、企業にとっては低炭素技術を推進する技術開発が重要な課題となりつつあります。
この課題解決のために、MCI-CNRCでは今後重要な課題となる以下の研究領域、
・グリーン水素製造・利用
・CO₂分離・回収
・CO₂変換・固定化
・高度分析・評価
について、炭素排出という観点からの工業プロセスの評価等にテーマを絞って、三井化学株式会社と連携して研究開発を推進します。

Research Plan

研究開発計画概要