シンポジウム

イリノイ大学サテライトオフィス・キックオフシンポジウムを開催 (2012.3.6-7)

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開催日時

2012年3月6日(火)午前12:00 〜 2012年3月7日(水)午前12:00

2012年3月6日(火)~7日(水)、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I²CNER)は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校アリス・キャンベル・アルムニセンターにて、サテライトオフィス・キックオフシンポジウムを開催しました 。このシンポジウムで、イリノイ大学のサテライトオフィス設立を祝うと共に、九州大学とイリノイサテライトオフィスの研究者による共同研究の開始について、正式に発表しました。

3月6日の開会の挨拶では、九州大学有川節夫総長を始め、黒木登志夫WPIプログラム・ディレクター、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校リチャード・ウィラー学長(Provost)、イリノイ大学工学部イレサンミ・アデシダ学部長 、I²CNERペトロス・ソフロニス所長から九州大学とイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校が連携を築くまでの多岐にわたる取り組みについて、詳細が語られました。 また、黒木 登志夫先生からは、WPIのミッション及び、プログラム支援と発展のための指針が解説され、I²CNERの国際力について説明が行われました。本シンポジウムには、他機関の国際的研究者を含む約100名前後の聴衆が参加しました。

シンポジウムは2日に渡り、29名が講演を行いました。“Powering the Future” と題して行われたシンポジウムの初日は、アメリカ合衆国エネルギー省、国立研究所、トヨタ自動車といった各界の代表者により、最新のエネルギー動向に関する取り組みと、カーボンニュートラルエネルギー社会を実現するための重要課題が述べられました。2日目は、4つのセッションに分かれて行われ、日本とサテライトオフィスの各講演者は、現在の研究内容と今後の目標について説明しました。

シンポジウムに続き、3月8日(木)には、九州大学I²CNER及びイリノイ大学の主任研究者を一同に介し、合同研究会議が行われました。酒井健教授、萩原英久助教の基調講演の後、午後からは、異なる部門の研究者を交えた分科会が持たれました。

また、イリノイ州地質調査研究所のロバート・フィンリー教授、サリー・グリーンバーグ研究員の案内で、イリノイ州ディケーターにあるArthur Daniels Midland社のCO2回収・貯留現場の見学ツアーが行われました。

関連リンク
【 アリス・キャンベル・アルムニセンター 】
【 黒木 登志夫 PD 】
【 集合写真 】