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【受賞】藤ヶ谷准教授がフラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会飯島賞を受賞

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2013年9月5日、燃料電池研究部門 藤ヶ谷剛彦准教授が、フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会飯島賞を受賞しました。

この学会は、1991年に阿知波洋次、篠原久典が小規模なフラーレンに関する研究会を東京都立大で開催し、これがきっかけとなり、1992年に日本化学会の研究会組織にC60研究会という名称で登録され発足しました。同年9月に第一回シンポジウムを東京、豊島区南大塚ホールで開催し、以後、国内フラーレン研究者の発表、交流の場となりました。

シンポジウムは当初、年1回30件の発表を半日で行っておりましたが、現在は年2回3日間の日程で開催し、会員数は500名にも上ります。近年、ナノテクノロジーのブームに伴い、会員数・発表件数ともに増加傾向にあり、会員資格は「フラーレンの科学および研究に関心のある個人又は団体」に与えられます。

飯島賞は、ナノチューブ及びその関連物質についての理論・実験・応用開発に関する優秀な発表を行った者に送られる賞です。

 

発表論文 : カーボンナノチューブで作製した高耐久性固体高分子形燃料電池電極触媒