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2017.03.24

池田達紀助教と辻健准教授らの研究成果が『Journal of Geophysical Research: Solid Earth』に掲載されました

九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)、CO2貯留部門池田達紀助教辻健准教授らの研究成果が『Journal of Geophysical Research: Solid Earth』に掲載されました。

 

この論文では、カナダのAquistore CO2 地中貯留サイトに設置した精密制御震源(図1)により発生させた地震波データを解析することで、地下の地震波速度の時間変化を連続モニタリングしました。その結果、気温の低下に伴う飽和水の氷結の影響により、表層の地震波速度が変動していることが明らかになりました。この変動は、深部のCO2貯留層のモニタリング結果に影響を与えるため、圧入したCO2を高精度にモニタリングするうえで、重要な技術開発であるといえます。また、今回の研究で開発した安定した地下のモニタリング手法は、漏洩したCO2の検出にも応用可能であると考えられます。本研究成果は、CO2貯留部門が目指す「フィールドスケールでのCO2の挙動」(プロジェクト3)に貢献すると考えられます。

 

論文:Temporal variation of the shallow subsurface at the Aquistore CO2 storage site associated with environmental influences using a continuous and controlled seismic source

著者:Tatsunori Ikeda, Takeshi Tsuji, Mamoru Takanashi, Isao Kurosawa, Masashi Nakatsukasa, Ayato Kato, Kyle Worth, Don White, Brian Roberts

DOI:10.1002/2016JB013691

 

 

図1:

(左) カナダのAquistore CO2 貯留サイト (http://rmc.usc.edu/assets/002/96013.pdf)

(右) 本研究で利用した精密制御震源

 

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